李揆亨（イ・ギュヒョン）前駐中国大使招請、水曜フォーラム開催

- 中国の浮上と韓中関係の未来 -

財団は2013年8月7日(水、11:50～13:30) 、11階の大会議室で「中国の浮上と韓中関係の未来」をテーマに、李揆亨（イ・ギュヒョン）前駐中国大使を招いて水曜フォーラムを開催した。

李揆亨前大使はフォーラムで、中国が国際的に浮上した背景を分析し、韓中関係の現在を顧みることで両国の望ましい未来像について説明した。

李前大使は、中国が国際的に浮上した要因として、1978年の改革解放後に海外資本の大規模な流入、投資主導の経済成長政策、効率的な統治体制、WTOへの加盟などを挙げた。さらに、中国社会に蔓延している政治、経済、社会問題や少数民族の問題、対外関係などに対して、政府レベルで解決に向けた努力が行われたことも中国の発展に大きく貢献したと述べた。

また、中国は現在韓国第一の交易・投資対象国であり、朝鮮半島の平和と安定の維持に重要な役割を果たす国であることから、韓中両国の持続的な関係維持に向けて共に努力することが重要だと強調した。

李前大使は最後に、望ましい韓中関係の未来のため、第一に、戦略的パートナーシップの発展、第二に、真の意味での「良い隣国（好隣居）」関係の構築が必要との意見を述べた。